近年は、スローフードの考え方が広まって、
野菜や果物を積極的に食べていこうという声が高まってきました。
この流れによって野菜ソムリエも世間に注目されるようになりました。
「野菜ソムリエ」の資格というのは、
2001年、日本で制定されたマイスター制度のひとつですが、
ドイツでは第二次世界大戦前から産業発展に寄与した資格制度でした。
ところで、「ソムリエ」と呼ばれるものには様々なものがあります。
有名なところでは、「ワインソムリエ」です。
利き酒ならぬ、利きワインとしてワインの味や質を飲み比べ、
保存方法やおいしい飲み方などワインについて、
どんなことでも知っているというワインのスペシャリストです。
他にも、
・ ソバリエ
・ 焼酎ソムリエ
・ 茶ソムリエ
・ 水ソムリエ・・・いろんな水を味見して言い当てることができる
などと、その道のスペシャリストです。
ソムリエとは呼びませんが、
お米の世界では、数多い品種についての知識はもちろん、
保存方法やおいしいお米の炊き方などを
紹介する「お米マイスター」などもあります。
食べ物以外にも「温泉ソムリエ」や「観光ソムリエ」などもあります。
「ソムリエ」とか「マイスター」というのは、
その道を極めたスペシャリストのことを言います。
そして、それぞれの素材のおいしさや魅力を、
他人に伝えることができるひとたちのことです。
野菜ソムリエも、
野菜の魅力とおいしさを多くの人に伝えていくスペシャリストです。
また、野菜や果物というものは、
家庭でもその保存方法を変えるだけで、
そのもちが全然違います。
これらを知ることも、家庭でおいしい野菜を食べるポイントです。
根があるものは、根をつけたまま持ち帰って保存する。
水の中に根をつけて保存しておくと葉がいきいきとします。
このように数多くのソムリエ資格があり、私たちの生活と密着しているのです。
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